環境への取り組みや、働く人たちの生きがいや人権を尊重し、社会と密接につながった企業のあり方を求める経営姿勢をいいます。
利益一辺倒の、食うか食われるかという競争社会がある一方、社会や環境との調和そして、何より人間尊重の観点から、新たな企業価値創造への動きが始まっています。
もともと日本には、欧米文化に見られる弱肉強食をよしとする風潮はありませんでした。
むしろ、和をもって尊しと為すとか敵に塩をおくるのように、敵対関係を否定し、調和を重んじる国民性があります。
CO2削減に対する関心の高さや、リサイクルへの意識の高まりもその顕れです。
企業の価値判断をするのにこれまでは
売上高や企業規模、利益率や配当率など、とかく経済的指標のみで語られることが多かったのですが、成熟社会となった今日、経済成長を一番に考えていた時代が終わり、環境と自然、地域社会とボランティアなど、他者との関係をもう一度見直す雰囲気になってきています。
CSRの観点から考えると、例えば昨今の表示偽装などはありえないことであり、『はずかしいこと』をやってはいけないという自律心が企業に芽生えてくることになります。
企業の信頼や価値は、CSRによって判断される時代になっていることを認識しなければならないのだと思います。
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